最短22カ月間で、プロデビューのための「トライアル(=プロ登録者選抜テスト)」に挑戦できます。勉強のリズムは2週間ごとの課題提出がサイクル。添削指導を受けながら、じっくり丁寧にトレーニングを重ねつつ、プロレベルまで、スパイラルアップ式に実力を養成します。勉強の進み具合によっては、上級コースへ進級するタイミングで、最長2年(※)のお休みをとることや、通信コースから通学コースへの転入などの相談も承ります。最初から「プロを目指す」と気負わず、まずはベーシックコースで、ご自身の映像翻訳者としての適性を測ってみる、との考え方もお勧めです。 |
講座名 | 受講期間 | 受講料 | 締切 | 開始日 | |
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本科 コース |
ベーシックコース | 3ヵ月 |
45,572円(税込) |
毎月 20日 |
翌月 1日 |
プラクティスコース | 6ヵ月 | 100,572円(税込) |
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アドバンスコース | 7ヵ月 | 111,047円(税込) |
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プロフェッショナルコース | 6ヵ月 | 125,715円(税込) |
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スキル 強化 コース |
スキルアップコース字幕 | 3ヵ月 | 45,572円(税込) |
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スキルアップコース吹き替え(ボイスオーバー) | 3ヵ月 | 45,572円(税込) |
受講者の提出した課題原稿を丁寧に添削し、きめ細かくフィードバック。解説や訳例をもとに、効果的に復習できます。指導は現役プロの映像翻訳者が担当。学習内容は、プロデビュー後、様々なクライアントからの要望に対応できる総合スキルの養成を前提としています。「字幕」「吹き替え」の手法はもとより、コメディ、サスペンス、ドキュメンタリーなど、様々な分野の映像作品を通じて翻訳スキルをブラッシュアップすることにより、プロとしての強みや競争優位性を高めていきます。
翻訳業務を受託できる「トライアル」合格者は、日本映像翻訳アカデミーの就業支援部門メディア・トランスレーション・センター(MTC)に登録。MTCディレクターとの実務体験訓練OJT(On The Job Training)の修了後は、本人の適性や就業スタイルに応じて実務が手配されます。プロとして独り立ちするまで、MTCが手厚くサポート。もちろん、セミナーなどを通じてプロデビュー後のスキルアップも支援します。
日本映像翻訳アカデミー®MTCの取引先の一部
AOL、エイベックス・エンタテインメント、NHK、クリーク・アンド・リバー、慶応義塾大学、国連難民高等弁務官事務所、ジェイ・スポーツ・ブロードキャスティング、ジュピターテレコム/ジュピターTVカンパニー、松竹、世界銀行、ソースネクスト、ソニー・ピクチャーズエンタテインメント、ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル、ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク、電通、電通テック、THQジャパン、TBSテレビ、東京芸術大学、東京大学、東宝、20世紀FOX ホーム エンターテイメント ジャパン、日本テレビ放送網株式会社、FOXインターナショナル・チャンネルズ、フジテレビジョン、ブロード・メディア・スタジオ、ポニーキャニオンエンタープライズ、角川書店、講談社、日経ナショナル ジオグラフィック社、日経BP社、 日本コンベンションサービス、シカゴ国際映画祭、シティライツ映画祭、 ジャパン・フィルム・フェスティバル(ロサンゼルス)、 ショートショートフィルムフェスティバル、 世界自然野生生物映像祭、東京国際映画祭、 東京国際レズビアンアンドゲイ映画祭、釜山映画祭、ブラジル映画祭、 ゆうばり国際ファンタスティック映画祭、難民映画祭 他
本シリーズでは、映像やスクリプトの確認、翻訳原稿の作成もほとんどパソコンの中で完結。課題の提出や添削原稿・評価表・訳例の受け取りも、Webサイトの学習スペース「マイページ」上でおこないます。すべてデジタルデータなので、郵送の手間や配達日数を気にする必要もなく、締切日までの時間を有効活用できます。また、動作環境を満たしたパソコンがあれば、端末を選ばずIDとパスワードでログインできます。出張や旅行先から課題提出も可能ですし、海外からの受講も大歓迎です。
映像翻訳を大きく分類すると「字幕」「吹き替え」の2つ。本講座の学習目標は両方のスキルの習得です。デビュー後、翻訳手法を問わず、柔軟に仕事をこなせる幅広さと、高い技術力を兼ね備えたプロが、クライアント(依頼主)に喜ばれることは改めて申し上げるまでもありません。
講座名 | 学習内容 | |
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本科 コース |
ベーシックコース | 字幕の基本ルール 吹き替え(ボイスオーバー)の基本ルール |
プラクティスコース | 吹き替え(ボイスオーバー)演習 専用ソフトを使って字幕制作 吹き替え(リップシンク)の基本ルール |
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アドバンスコース | 吹き替え(ボイスオーバー)実践演習 吹き替え(リップシンク)実践演習 字幕翻訳の実践演習 映像翻訳 総合力テスト ※個人面談(必須) |
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プロフェッショナルコース | 字幕翻訳の模擬発注 吹き替え(リップシンク)の模擬発注 吹き替え(ボイスオーバー)の模擬発注 |
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スキル 強化 コース |
スキルアップコース字幕 | 字幕翻訳の基本ルール確認 演習を通じて過去コースで学んだスキルを復習 |
スキルアップコース吹き替え(ボイスオーバー) | 吹き替え(ボイスオーバー)の基本ルール確認 演習を通じて過去コースで学んだスキルを復習 |
学生から社会人まで、年齢層も20~40代の方を中心に幅広い受講生を迎えています。女性受講生の場合、語学力を活かした第二のキャリア形成、結婚・出産などで中断していたビジネス現場への復帰、子育てや介護に備えた在宅ワーク、時間や場所など労働条件を制約した「プチ稼ぎ」など、働き方の幅広いニーズがあります。一方、定年退職後の就業を目指すビジネスパーソンなど、男性も増える傾向にあります。BS・CS局、ネット・モバイル端末専用局など、動画・映像の放映メディアは急増し、映像翻訳の機会は増大しています。また、從來の英語→日本語翻訳とは逆に、日本語コンテンツを英訳して海外に販売する日英翻訳のチャンスも増加しつつあります。映像翻訳者は、引退のない、在宅で続けられる知識労働として、今後ますます注目が高まる職能です。
本格的なプロを目指した方の場合、デビューして2~3年後の映像翻訳者の年収は300~700万円が一般的。中には年収1,000万円以上という方もいます。報酬は10分単位で単価の決まることが多いようです。ただし、相場は8,000~30,000円と幅広く、経験と実績に比例して差がつきます。たとえば10分15,000円の報酬単価なら、60分ドラマを受注した場合、15,000円×6=90,000円。これを週1本のペースで翻訳できれば、月収で36万円、年収換算で400万円以上となります。一方、収入の多少よりも、子育ての合間で働くなど、時間や勤務地を重視した働き方でもOK。仕事をアレンジする映像翻訳ディレクターとじっくり相談して、働くスタイルを見つけることができます。
日本映像翻訳アカデミーの調査によれば、プロとして活躍している映像翻訳者の平均TOEICスコアは860点。本講座シリーズでは、できればプロフェッショナルコース開始時点で、遅くとも同コース修了時点までにTOEICスコア800点以上の英語力の習得をガイドラインとしています。もちろん、「英語力=翻訳力」ではないのですが、映像翻訳スキルにおける両者はゆるやかな相関関係にあると言えます。各講座スタート時点で必要な英語力の目安は下記のとおり。本講座と並行して英語力のブラッシュアップもおすすめします。
各コース受講スタート時点に欲しいTOEICスコアの目安
●ベーシックコース:600点程度
●プラクティスコース、アドバンスコース、
スキルアップコース:730点程度
●プロフェッショナルコース:800点程度
講座の受講、トライアル受験、OJT(On the Job Training)を経てプロデビュー、そしてその後にプロとしての活動まで、海外在住のままでも可能です。実際、活躍している翻訳者の方の中には、アメリカ、タイ、フランスなどにお住まいの方々もいらっしゃいます。講座の受講からトライアル受験まではすべてWebサイトを通して、また、トライアル合格後のOJTはスカイプを利用しておこなっています。
「プロの映像翻訳者」を目指すという講座の目的は同じです。通学コースと同様に必要十分な内容を網羅しています。映像翻訳Web講座と日本映像翻訳アカデミーの通学コースの学習スケジュールを比較すると以下のとおりです。
●通学コース
6カ月コース×3講座=18カ月 (※翻訳者としての経験に応じて12カ月間で修了も可能)
2時間20分の講義を毎週1回 課題は毎週提出
●映像翻訳Web講座
3+6+7+6カ月の4コース=22カ月
講義はネット環境で映像と文書で提示 2週間単位の課題提出
通学コースは短期集中型で学べるメリットがある分、毎週の通学と課題提出など、タイトなスケジュールです。一方、映像翻訳Web講座の課題提出は2週間ごと。比較的ゆとりを持って課題や予習・復習に取り組めるので、受講者のライフスタイルに合わせて、じっくり在宅学習できるメリットがあります。
また、通学コースは「講師と直接話せる」「クラスメートの質問や回答を共有できる」など、刺激をプラスにしやすい環境で学べるメリットがあります。映像翻訳Web講座は、受講生同士のネットコミュニティはありませんが、日本映像翻訳アカデミーが開催するスクーリングやセミナーに参加することで、講師や他の受講生と交流するチャンスがあります。いずれのコースからスタートしたとしても、上級コースへ進級するタイミングで、通信コースから通学コースへ、また逆に通学コースから通信コースへの転入などの相談も、日本映像翻訳アカデミーの教務デスクが承ります。