日本語教育能力検定試験に合格するための異文化理解13



[目次]



シリーズ刊行にあたって 3  

第1章 日本語教師の視点で文化について考えてみよう 7  

異文化理解1 「文化」を考える 8  
 「デブ」と言われて/文化の伝わり方/言語教育と文化/言語と思考をめぐって

異文化理解2 「アイデンティティ」を考える 15  
 文脈によって変わる自分/「どこから来ましたか」/ルーツを意識するとき

異文化理解3 多文化化する日本を知る 22  
 多数派の思い込み/外国人労働者と社会保障制度/外国人児童生徒と教育/外国人は公務員になれない?/国際結婚と国籍/歴史と中国帰国者/少数派住民をめぐって/多文化化と自治体の動き

異文化理解4 「ステレオタイプ」を考える 34  
 固定化した情報/発生のしくみ/つくられるイメージ/軽減へのヒント/日本語教師とステレオタイプ

異文化理解5 「文化差」を考える 47  
 遅刻の理由を言うべきか/高・低コンテキスト文化/言葉は不要?/感覚に見る文化差/自己開示に見る文化差/自文化中心主義と文化相対主義

章末問題  64  

第2章 異文化に適応するときの心理を考えてみよう 69  

異文化理解6 「異文化適応のメカニズム」を知る 70  
 カルチャーショックもプロセスの一部/情報処理システム「スキーマ」/スキーマのずれが起こすもの/プロセスを図にする/心身に与える影響/帰国時のショック/異文化適応における認知・行動・情動

異文化理解7 日本語教師にとっての異文化適応 88  
 ギリギリのロシア式VS早期計画の日本式/思考法で知る異文化/昼寝は生活の知恵/身体で知る異文化/「学習者」は保護すべき?/目を向ける先は個/受け入れる側として

異文化理解8 子どもにとっての異文化適応を考える 101  
 子どもの発達に与える影響/二言語相互依存モデル/生活言語と学習言語/学校で学ぶことと生活で学ぶこと/学校制度が与える影響/言語使用と社会的な活動/母語・母文化の喪失が与える影響/文化的アイデンティティの曖昧さが与える影響/移動で揺らぐアイデンティティ/母語の力が与える影響

章末問題  128  

第3章 社会と理論の変遷をたどってみよう 133  

異文化理解9 教授法の歴史を知る 134  
 教授法の変遷/心理学が与えた影響/行動主義心理学と限界/構造主義言語学が与えた影響/戦争が言語教育に与えた影響/チョムスキーと認知主義心理学の登場

異文化理解10 人が学ぶ「状況」を知る 149  
 ヴィゴツキーのインパクト/ピアレスポンスと協働学習/社会-歴史的アプローチと状況的学習/「学ぶ」視点への転換

異文化理解11 社会変動と日本語教育の歩みを知る 161  
 大日本帝国と日本語教育/戦後の社会と日本語教育/異文化との接触がもたらすもの

異文化理解12 多種多様な教育現場を知る 172  
 過去の学習体験と教育実習/フレイレの教育理論/現場に応じて/日本語教師と「対話」力/量的研究方法と質的研究方法

異文化理解13 共生の時代と日本語教育 183  
 「当事者」としての学習者と日本語教師/社会のなかの日本語教師として

章末問題

参考文献 196  
あとがき 198  



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