高校生は中学英語を使いこなせるか?


高校生は中学英語を使いこなせるか?

データが示すこれからの高校英語授業のあるべき方向性

高校生は中学で習った英語をどのくらい使いこなせるようになっているか。その問いに答えるために、高校の英語教師を具体的に手助けし、授業改善への努力をサポートするために立ち上げられたプロジェクト、Sherpa(Senior High English Reform Project ALC)のメンバーが、延べ5,000人を超える高校生を対象に「高校生の基礎力定着調査」を実施。その驚きの結果と詳細な分析を基に、高校英語授業のあるべき方向を提案する。

授業改善に生きる、高校生の英語力の実態調査

・高校の英語授業の効果は、中学で学んだ英語が生徒にどの程度、定着しているかで大きく変わると考えられる。しかし中学英語がどれくらい高校生に定着しているかの具体的なデータがあまり見当たらない。データがないなら調べてみよう――全国25の高校、約5,000人の高校生を対象に、中学英語の定着具合をさまざまな形で調査。
・調査したのは、速読、Listening、Dictation、和文英訳、Picture Description(2種類)の6項目。結果を分析してみると、中学英語の定着の弱さが数字に如実に表れた。
・高校生の英語力の実態と課題を明確にした詳細な調査報告。ここから得られた統計データは、授業改善やカリキュラムの組み立てに生かせる!

価格 2,420円
商品構成 本(A5判、縦210×横148×厚さ14mm、208ページ)
編著 金谷憲
著者 隅田朗彦、大田悦子、臼倉美里、鈴木祐一
発売日 2017年02月13日
商品コード 7016075
ISBN 9784757428713