日本語教師の7つ道具シリーズ7 会話授業の作り方編


日本語教師の7つ道具シリーズ7 会話授業の作り方編

今さら聞けない授業のキホン

本書では、文型定着に偏った従来の会話授業を見直し、本当に使える会話力を養う授業作りを、著者の豊富な実践例から考えます。テーマ選択のコツ、学習者のつまずきへの対応パターンなど、新しいアイデアや授業例が満載です。

「日本語教師の7つ道具」シリーズとは?

「日本語教師の7つ道具」は、授業に悩めるすべての日本語教師にお届けするシリーズです。養成機関などで文型の教え方は丁寧に教わるものの、いざ現場に立つと、立ちはだかる授業でのさまざまな壁。そして、漢字、作文、読解、語彙、聴解、会話――どう授業すればいいか、途方に暮れた経験は誰にでもあるはず。経験を積んでなお、「この授業でいいのだろうか」「もっといい教え方はないか」と悩んでいる方も多いことでしょう。まずは日本語の授業の基本となる "7つの道具"を確認し、さらによい授業をめざしましょう。

シリーズ第7弾は会話授業の作り方編!

学習者が「会話ができない」理由として考えられるのは、どのようなことでしょうか。文型を知らない、語彙が不足している、といったことはパッと思いつきそうです。しかし、学習者の声に耳をすませると、もっと別の原因が見えてきます。本書では、「会話ができない」原因を整理したうえで、会話授業の基本の流れを押さえます。さらに学習者への対応の仕方や、カリキュラムの組み方、評価のあり方など、さまざまな角度から会話授業を見ていきます。Ⅳ章「会話授業あれこれ」では、文型練習のみにとどまらない、さまざまなパターンの授業を紹介します。会話授業で重要となるのは、相手とのインタラクションです。学習者が「話したい」「聞きたい」「伝えたい」と思える授業をめざしましょう。

価格 2,200円
商品構成 本(B5判、縦257×横182×厚さ11mm、140ページ)
著者 鴻野豊子
発売日 2013年12月18日
商品コード 7013047
ISBN 9784757424074