「理系たまご」シリーズ誕生裏話 3 理系学生の味方になりたい!最強の英語学習ツールができました
吉田さん

『理系たまご』(通称りけたま、2006年初版)を開発したきっかけは、2002年3月に発売した『英辞郎』※1が、全国の大学生協で爆発的に売れたことです。なんと、購入者の多くは理系の学生でした。

なぜ理系学生が『英辞郎』を必要としたのか。私はここに、新しい企画のヒントがあるような気がしたのです。そこで、大学生協理工書委員会※2に参加させていただいて、3年くらいヒアリングを重ねました。理系の人たちに少しでも近づこうと、分子構造模型を一緒に作ってみたり、ナノテクノロジーの講義に出てみたり......。

そうするうちに見えてきたものがありました。
それは、
 「理系学生には、ツールとしての英語が絶対に必要!」
......ということです!

それにもかかわらず、「英語が苦手」「どう勉強したらいいのかわからない」という理系学生があまりにも多い......。そこで、「長年英語学習に携わってきたアルクだからこそ、できることはないだろうか」と思い至ったのです。

理系とアルクが交じり合うと、どんな化学変化が起きるのか......。

アルクなら、理系の強い味方になれる英語教材を作れるのでは、と私は考えました。そこで誕生したのが、この『理系たまごの英語40日間トレーニングキット』です。

初版発売から6年経った今では「理系にとって英語は必要不可欠」であることは常識となり、「理系の公用語は英語」という認識も定着しつつあります。しかしまだまだ、「英語が苦手だから理系を選んだ」「英語学習に費やす時間なんてありません」「そもそも英語なんてキライ」という人たちも少なくありません。こうした声を耳にするたび、とてももったいないなあという気持ちになります。なぜなら、理系英語という「ことば」は、実は一般にイメージされているような意味では難しくない※3からです。

日本の素晴らしい科学技術がもっともっと世界に認められることを願って、ここにあらためて『りけたま Ver.2』をお届けします。研究者として必要な英語力を身につけ、自分の研究成果をさまざまな形で世界に発信しましょう。そうすれば世界はどんどん身近になっていきます。

あなたの「世界」と外の「世界」をつなぐのは、いつも「ことば」です。
ぜひ、世界への扉を、この『りけたま』で開いてみてください。

『理系たまご』のおすすめポイント

サンプルブック

私からのおすすめは、インタビューブックとナビブック。理系の現場で活躍している人たちのコメントがたくさん載っています。理系学生にとって、いつ、どの場面で、どんな英語が必要なのか、これを読めばばっちりわかるはず。

※ 1......CD-ROM付き書籍『英辞郎』の初版。「英辞郎」は道端早知子氏の登録商標です。
※ 2......大学生協の理工書を選書する委員会
※ 3......その理由は本書の「ワークブック<基礎編>」Part I「理系英語の基礎」にわかりやすく解説されていますので、ぜひご一読ください。

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