「理系たまご」シリーズ誕生裏話 2 まったく異なるバックグラウンドを持つ、インタビュイーの方々に共通すること、それは・・・
編集部 小暮貴子

未来のアインシュタインを応援しよう、という思いで作った『理系たまご』は、おかげさまでたくさんの理系学生のみなさんにご愛読いただき、ご好評にお応えする形でVer.2 が生まれました。

今回のVer. 2では「Kit 4インタビューブック」を大幅に差し替えてお届けしています。この新しいインタビューブックを作るために、素晴らしい研究者の方々とコンタクトをとり、幸いにも何人かの方に直接お話を伺う機会を得ました。

研究分野や年齢など、まったく異なるバックグランドを持つインタビュイーの方々ではありますが、不思議とどなたにも共通していることがありました。それは、みなさんものすごく負けず嫌いで、努力家だということです。

国際的にも活躍している優秀な科学者にはスマートで華やかなイメージがつきまとい、頭脳明晰で英語などで苦労したことなどないような気がしますが、実際は違いました。研究成果を出すために文字通り血のにじむような地道な努力をして、何度も失敗しながらあきらめない。負けたら次は必ず勝ってみせるという根性の持ち主でした。英語学習についても同様で、ときには言葉の壁にぶつかって悔しい思いをしながら、どなたもかなりの努力を重ねて英語力を身につけていかれたようです。

研究者にとって英語学習は目的ではありません。自分の研究に価値を見出してくれる人々と情報を共有するための、大切な道具のひとつです。今回の新しいインタビューを通じて、日本が誇る素晴らしい研究者たちの自らの仕事への誇りと、その成果を世界の人々と分かち合いたいからこそ英語学習の意義があるというメッセージを、読者のみなさんに受取っていただけたら、これ以上うれしいことはありません。

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