児童英語教師

児童英語教師とは

児童英語教師とは、その名の通り幼児から12歳以下の児童を対象に英語を教える先生のことです。

小学校で2020年度から全面実施となった新学習指導要領では、外国語(英語)活動が3、4年生から必修に、5、6年生で外国語(英語)が教科になりました。指導については、「学級担任の教師または外国語活動(外国語)を担当する教師が指導計画を作成し、授業を実施するにあたっては、ネイティブ・スピーカーや英語が堪能な地域人材などの協力を得る等、指導体制の充実を図る」とされており、英語に堪能な地域人材の確保が必要となることが予想されます。

そのようなニーズに応える人材には、英語力のほかに小学校での英語指導の知識と技能も必要となります。

児童英語教師になるには

TOEIC®L&Rテスト600点以上または英検2級以上の英語力があれば、資格がなくても児童への英語指導は行えます。しかし、児童英語教師は高い指導力も求められるため、より確かな指導力を身につけたい方は、資格取得講座などで体系的に学んでおくといいでしょう。取得した資格は、あなたの指導力の裏付けとなります。

<児童英語教師になるための資格>

  • 小学校英語指導者資格(J-SHINE(R)資格)
    日本の小学校で行う児童英語教育に必要な知識や技能を持った指導者であることを証明する資格。
  • TECSOL
    第二言語として英語を学ぶ児童に英語を教えるための授業法を学んだことを認定する資格。
  • JADP
    児童に英語を教えるための専門知識と指導力を備えていることを証明する資格。
  • 教員免許
    幼稚園・小学校で授業を行うために必要な資格。
  • 保育士資格
    保育所などで児童の保育を行うための資格。

アルクで取れる児童英語教師の資格

アルクでは、小学校英語指導者資格(J-SHINE(R)資格)を取得できる講座をご用意しております。

「小学校英語指導者」の資格は、小学生に英語を教える能力があることを示す資格です。アルクの「小学校英語指導者資格認定 アルク児童英語教師養成コース」は、児童に英語を教える知識とスキルを基礎から学べるプログラムとなっており、J-SHINE(R)(NPO小学校英語指導者認定協議会)の認定講座です。

小学校英語指導者資格認定 アルク児童英語教師養成コース」で規定の成績を修めていただいた後、「DVD版 小学校英語指導者資格取得認定講座」もしくは研修講座の修了をもって、J-SHINE(R)への資格申請ができます。「小学校英語指導者」の資格取得者約41,000人のうち、約11,000人以上がアルクからの資格取得者です(2017年12月時点)。

アルクの「小学校英語指導者資格認定 アルク児童英語教師養成コース」は、児童に英語を教えるために必要な「基礎力」「英語力」「実践力」の3つを徹底的にトレーニングでき、初めて児童英語教師を目指す方でも安心して受講いただけます。とくに、「実践力の養成」に繋がるレッスンプランの作成に力点を置いており、専門のスタッフによって、1つのレッスンプランにつき2段階で添削してもらえるため、構成力が養われ、その後の指導力に大きな差が出ます。

※J-SHINEとは 日本における「小学校での英語教育の普及・発展を支援する」という趣旨のもと、2003 年 2 月に内閣府へ「特定非営利活動法人」としての申請を行い、民間主導で設立された 英語教育指導者の資格認定を行うNPO法人。

資格取得後の働き方

資格取得後は、

  1. 自分の教室を開く
  2. フランチャイズの教室を開く
  3. 小学校で教える
  4. 保育園・幼稚園などで教え
  5. 民間の教室やプリスクールに勤務する
  6. 英語サークルを主宰する

などといった活躍が期待できるほか、ご自身のお子さまに英語を教える際にも生かすことができます。

安心して学べる教材と、充実のサポート体制でしっかりとした力をつけ、児童英語教師になる夢を実現してみませんか。児童の笑顔があなたを待っています!