「ヒアリングマラソン ビジネス」は、英語教材と思ってはいけない。ビジネスチャンスをつかむための、仕事の道具と考えよう。
関橋 英作 Eisaku Sekihashi

「英語が話せる」と「英語ができる」は違う。

私は、長く外資系の会社にいましたから、周りには英語を話せる人がたくさんいました。当然、彼らは英語でするビジネスが上手なものと思いこんでいたわけです。ところが、どうも英語を同じように話している(ように見える)人たちの間には、決定的な「差」があることがわかってきました。

外国人の上司やクライアントからの信頼感に、かなりの開きがみられたのです。プレゼンテーションや会議の場では、上手に対応していたと思っていたのですが。不思議に思い、深く聞いてみると、外国人の論旨を的確に捉えていたか、いなかったかに大きな違いが見られました。

外国人は、物事をサマリー(要約)して言うことが多いのですが、仕事となるとさらに顕著。どこで結論を言って、その理由は何か。それをしっかりキャッチすることができた人が、理解力のある人と評価されて、その後もなにかと相談されたりしていたのです。つまり、英語で仕事ができたわけです。そうでない人は、上司やクライアントから声をかけられることもなく、なんだか腑に落ちないまま仕事がうまくできなかった、ということになります。

考えてみてください。同じように英語を話しても、仕事ができる人とできない人。たったそれだけのことで、目の前のビジネスチャンスを逃しているのです。いや、成功という最終目標から遠のいている、と言うこともできます。悔しくはありませんか? だったら、「仕事ができる英語」をどう覚えるか、それにかかっています。これから始める人にとっては、無駄な遠回りを避けることができるのです。

英語を「学ぶ」のではなく、英語を「働かせる」ためにできること。

私は、40歳になってから英語に触れたので、その頃は英語をすぐに使えるようになる手段はないのか、と切実に思っていました。誰に聞いても、とにかく「英語を聞きまくれ!」のひと言。それしか手はなかったのです。それからの5年間は現場主義。それで達した結論が、外国人は話し方の構造が日本人とは違うということ。そして、彼らの価値観に裏付けられたアティチュード(態度・姿勢)で話すので、それがわからないと食い違いが生じる。こんなことの連続でした。

ときどき、どうやって英語が使えるようになったのですか? いい方法を教えてください、と尋ねられますが、ちょっと困って概念的な話ばかりをしていました。

そんなときに、この「ヒアリングマラソン ビジネス」のことを聞き、今の人はラッキーだなあ、と正直思いました。

これは、英語を学ぶという今までの概念を超えています。経験に裏付けられたビジネスのやり方、しかも成功するやり方。イロハを教えるのではなく、現場で使えることを教えてくれる。プレゼン・会議・交渉。すべて、仕事を成功させるコミュニケーション術ですから。

まさに仕事ができる人に共通する能力。あれこれ考えるより、やってみる。それが成功への近道です。がんばってください。

HEARING MARATHON BUSINESS
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