HM35 ANNIV

本物の英語力が身につく、圧倒的学習方法 ヒアリングマラソン 35周年記念企画

ALC アルク www.alc.co.jp
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リレーコラム 夢をかなえる英語 「音の響き」に慣れることが英語を恐れないコツ

VOL6 宮本笑里

リレーコラム 夢をかなえる英語 「音の響き」に慣れることが英語を恐れないコツ

VOL6 宮本笑里
宮本笑里(みやもとえみり)プロフィール
ヴァイオリニスト。東京都出身。
14歳でドイツ学生音楽コンクールデュッセルドルフ第一位入賞。
その後は、小澤征爾音楽塾、NHK交響楽団などに参加し、07年「smile」でアルバムデビュー。
様々なテレビ番組、CMにも出演するなど幅広く活動中。
今年、2017年デビュー10周年を迎える。4月に10周年記念アルバム「amour」発売、
7月22日にBunkamuraオーチャードホールで10周年記念コンサートを開催する。

耳から英語を学んでいった

「ドイツへ行こう」
父にそう言われたのは中学1年生のときでした。家族4人揃ってドイツへ渡り、私は姉と一緒にインターナショナルスクールへ通うことに。不安ではありましたが、学校の雰囲気がとてもあたたかく、先生方も「徐々に慣れれば良い」と応援してくれました。
はじめの数週間は英語の響きに慣れるのに必死で、とにかく早く英語を身につけるために、毎朝登校前にBBCなどのニュースを観るよう心掛けました。学校の授業や友達とのコミュニケーションは基本的に英語。戸惑いつつも、私は「耳」から英語を学ぶことで文法や単語を覚えていきました。
毎日必須だった1日の終わりに書く日記に宿題、さらにヴァイオリンの練習と、英語と向き合いながらめまぐるしい日々を過ごしました。高校受験のときに日本へ帰国。苦しい時期もありましたが、3年間英語を学んだことでヒアリング力が自然と身につき、私にとっての大きな自信につながったのです。

オーバーなくらい前へ踏み出す

ドイツでの経験を通して先生や親友のあたたかさを実感し、視野が広がり、日本語とは異なる英語ならではの表現の深さを知りました。
レッスンを受ける際、日本語では「宜しくお願い致します」と言いますが、英語にはそれに値する言葉がありません。表現するならカジュアルに "Nice to meet you."、または挨拶の後に "Please to meet you." など。他にも色んな単語と組み合わせて「お願い」を丁寧に伝える方法があり、とても奥深いのです。
海外では自分の思っている事をハッキリ口に出さないと伝わりません。ヴァイオリンのレッスンでは先生の指導を聞き逃さない集中力と、自分の意見を瞬時に言葉にして伝える表現力も学びました。
教科書通りに書いてある英語も大切。楽譜に書いてある音符や記号も大切。けれどもそれをなぞるだけでなく、そこから変化をつけて自分らしい表現を生み出すことが、コミュニケーションや演奏を豊かにするのだと思います。
英語で話しかけて伝わった瞬間の喜び、つながる自信。それらも音楽に相通ずるものがあります。英語で話すときの「伝わらなかったらどうしよう」という気持ちは、ヴァイオリン演奏の「この音色と表現で正しいのだろうか」という感情に似ています。英語も演奏も、そこで一歩踏み出してみることが大切。失敗を恐れず、むしろオーバーなくらい前へ踏み出すことで、伝わるものや説得力が変わってくるのです。
中学生の時に初めて受けたコンクールでも、私は音楽を、曲の物語を、話し歌うように精一杯前へ踏み出して演奏しました。そして、聞いて下さった審査員の方々は私の思いをしっかりと受け止めてくれました。その時の喜びは今でも忘れられません。英語を学んだ経験は、私の音楽にたくさんの影響を与えてくれました。

心もつながるコミュニケーション

数年前、プラハで活躍されている室内楽の皆さんが日本へ来ることになり、ツアーで一緒にヴィヴァルディの四季を演奏させていただく機会がありました。お互いに言葉で伝えられるコミュニケーションについてはもちろん英語。伝わりにくいニュアンスが出てきたときには歌ったり、ヴァイオリンを弾いて繊細な想いを伝えてみたり…英語と音を組み合わせることによって、最終的には心もつながるコミュニケーションができたのではないかと思います。
普段の生活の中でのちょっとした道案内でも、英語が話せるか話せないかでコミュニケーションは大きく変わってきますよね。たとえ完璧でなくても、英語の「音の響き」に慣れることが英語を恐れない一つのコツかもしれません。
英語を通して出逢った人たち、経験した日々は、私にとって宝石のように大切な宝物です。皆さんも英語を通して、素敵な出逢いと素晴らしい経験が出来ますように。

耳から英語を学んでいった

「ドイツへ行こう」
父にそう言われたのは中学1年生のときでした。家族4人揃ってドイツへ渡り、私は姉と一緒にインターナショナルスクールへ通うことに。不安ではありましたが、学校の雰囲気がとてもあたたかく、先生方も「徐々に慣れれば良い」と応援してくれました。
はじめの数週間は英語の響きに慣れるのに必死で、とにかく早く英語を身につけるために、毎朝登校前にBBCなどのニュースを観るよう心掛けました。学校の授業や友達とのコミュニケーションは基本的に英語。戸惑いつつも、私は「耳」から英語を学ぶことで文法や単語を覚えていきました。
毎日必須だった1日の終わりに書く日記に宿題、さらにヴァイオリンの練習と、英語と向き合いながらめまぐるしい日々を過ごしました。高校受験のときに日本へ帰国。苦しい時期もありましたが、3年間英語を学んだことでヒアリング力が自然と身につき、私にとっての大きな自信につながったのです。

オーバーなくらい
前へ踏み出す

ドイツでの経験を通して先生や親友のあたたかさを実感し、視野が広がり、日本語とは異なる英語ならではの表現の深さを知りました。
レッスンを受ける際、日本語では「宜しくお願い致します」と言いますが、英語にはそれに値する言葉がありません。表現するならカジュアルに "Nice to meet you."、または挨拶の後に "Please to meet you." など。他にも色んな単語と組み合わせて「お願い」を丁寧に伝える方法があり、とても奥深いのです。
海外では自分の思っている事をハッキリ口に出さないと伝わりません。ヴァイオリンのレッスンでは先生の指導を聞き逃さない集中力と、自分の意見を瞬時に言葉にして伝える表現力も学びました。
教科書通りに書いてある英語も大切。楽譜に書いてある音符や記号も大切。けれどもそれをなぞるだけでなく、そこから変化をつけて自分らしい表現を生み出すことが、コミュニケーションや演奏を豊かにするのだと思います。
英語で話しかけて伝わった瞬間の喜び、つながる自信。それらも音楽に相通ずるものがあります。英語で話すときの「伝わらなかったらどうしよう」という気持ちは、ヴァイオリン演奏の「この音色と表現で正しいのだろうか」という感情に似ています。英語も演奏も、そこで一歩踏み出してみることが大切。失敗を恐れず、むしろオーバーなくらい前へ踏み出すことで、伝わるものや説得力が変わってくるのです。
中学生の時に初めて受けたコンクールでも、私は音楽を、曲の物語を、話し歌うように精一杯前へ踏み出して演奏しました。そして、聞いて下さった審査員の方々は私の思いをしっかりと受け止めてくれました。その時の喜びは今でも忘れられません。英語を学んだ経験は、私の音楽にたくさんの影響を与えてくれました。

心もつながるコミュニケーション

数年前、プラハで活躍されている室内楽の皆さんが日本へ来ることになり、ツアーで一緒にヴィヴァルディの四季を演奏させていただく機会がありました。お互いに言葉で伝えられるコミュニケーションについてはもちろん英語。伝わりにくいニュアンスが出てきたときには歌ったり、ヴァイオリンを弾いて繊細な想いを伝えてみたり…英語と音を組み合わせることによって、最終的には心もつながるコミュニケーションができたのではないかと思います。
普段の生活の中でのちょっとした道案内でも、英語が話せるか話せないかでコミュニケーションは大きく変わってきますよね。たとえ完璧でなくても、英語の「音の響き」に慣れることが英語を恐れない一つのコツかもしれません。
英語を通して出逢った人たち、経験した日々は、私にとって宝石のように大切な宝物です。皆さんも英語を通して、素敵な出逢いと素晴らしい経験が出来ますように。

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