できる日本語 中級 本冊


できる日本語 中級 本冊

教科書が変わると、教師が変わる。教師が変わると、学習者が変わる

現場で生まれ、現場で育てられた、学習者と現場教師のための教科書シリーズ「できる日本語」。その中級編が登場です。

■「できる日本語」シリーズの3大特徴

1、行動目標に即したシラバスだから、日本語でできることが増える!

日本語で何かをできるようにするには、「この場面、状況でどう言うのか」をしっかり把握することが大切です。本書を使った授業では、学習者と教師が場面や話題を共有し、教師が「今、ここでどう言うか」を学習者に投げかけながら、必然性のある文型や語彙などを学びます。また、この「場」や「話題」は繰り返し取り上げます。既習の項目を繰り返し使うことで、コミュニケーション力を高めます。

2、場面・状況を共有するから、「伝える力」が伸びる!

場面・状況を教師と学習者が共有した上で会話を練習します。実際に遭遇するであろう場面・状況を通じて練習することで、会話の幅が広がります。

3、やり取りが中心だから、段落構成力が身に付く!

本書では、初級段階から「固まりで話す」ことを意識して制作しています。できるだけ文と文をつなぎ、ある程度の長さで自分のことや自分の考えを伝えることができるようになることを目指します。
初中級に続く本書では、場面や状況を共有し、行動目標を達成するために学習するというスタイルはそのままに、より複雑で抽象的なことができるように工夫されています。

例えば初中級にも中級にも「買い物」をテーマにした課があります。初中級ではお店の人に商品についての情報を聞いて選ぶことができるようになりますが、中級では、周りの人や、ネットから情報収集し、店の人に自分の希望をうまく伝えて、さらに満足いく買い物ができるように考えられたタスクが課せられます。

課のテーマには「トレンドに乗ってつながる」「情報社会に生きる」「科学の力」「豊かさと幸せ」などがあります。初中級の日本語力では話題にすることが難しかったテーマや抽象的な事柄について、4技能をまんべんなく使いながら学びます。日本語能力試験N2レベルの能力を獲得することを目指します。

※本書で扱う語彙などの外国語訳(英語・ベトナム語・ネパール語)PDFをアルクダウンロードセンターからダウンロードできます。

価格 3,740円
商品構成 本(B5判、縦257mm×横182×厚さ20mm、320ページ)+CD2枚(約54分、約63分)
監修 嶋田和子
できる日本語教材開発プロジェクト
発売日 2013年04月10日
商品コード 7013029
ISBN 9784757422780