日本語教師

日本語ジャーナル(通称:NJ)は、外国人に日本語を教える「日本語教育」に役立つサイトです。日本語教師や学習者のリアルな姿、日本語の教え方のノウハウ、検定試験や最新の本の情報、知っておきたい法律や行政の動きなど、幅広くかつ分かりやすくお伝えします。


日本語教師プロファイル加藤林太郎さん―日本語教師は何者か?何をしうる人なのか?について考えていく

日本語教師プロファイル加藤林太郎さん―日本語教師は何者か?何をしうる人なのか?について考えていく

今回の「日本語教師プロファイル」は、神田外語大学講師の加藤林太郎さんの登場です。加藤さんは共同で主宰される「糧ラボ」の活動や、Twitter(現X)での発言でご存じの方も多いかと思います。加藤さんにこれまでの歩みだけでなく、日本語教育機関の認定制度や日本語教師の国家資格化によって大きく変わろうとしている日本語教育界への思いも伺いたく、ZOOMでインタビューさせていただきました。...


CEFRの本質から「日本語教育の参照枠」への向き合い方を考える(後編)

CEFRの本質から「日本語教育の参照枠」への向き合い方を考える(後編)

多くの反響を呼んでいる前編に続き、「日本語教育の参照枠」への向き合い方を考えるために、CEFRの本質について細川英雄さんに行ったインタービューの後編です(前編は、コチラからご覧いただけます)。後編は、複言語主義、A1からC2までの6段階、「日本語教育の参照枠」への向き合い方がテーマです。(深江新太郎)...


日本語教育機関の認定基準案等についてのパブリックコメント募集中!

日本語教育機関の認定基準案等についてのパブリックコメント募集中!

日本語教師の国家資格化に関する「日本語教育の適正かつ確実な実施を図るための日本語教育機関の認定等に関する法律」(以下、日本語教育機関認定法)が、2023年6月2日に公布されました。この法律に関する詳細を定めた施行規則案や認定基準案等について、文化審議会国語分科会日本語教育小委員会およびワーキンググループにおいて検討が重ねられてきました。現在、パブリックコメント(意見公募手続)が9月20日18時まで行われています。...


日本語教師プロファイル栗又由利子さん―先頭に立って旗を振るのではなく後押しをする役として

日本語教師プロファイル栗又由利子さん―先頭に立って旗を振るのではなく後押しをする役として

今回お話を伺ったのは「㈱きぼう国際外語学院」主任講師の栗又由利子さんです。栗又さんは所属機関で技能実習生の入国後研修を行うだけでなく、多文化共生のための任意団体「TABUWATA」の代表も務められています。2023年1月には世良時子さんとの共著で『感じがいい日本語』(Gakken)...


日本語教師の国家資格化などをめぐる今後のスケジュール―今秋にはパブリックコメント募集

日本語教師の国家資格化などをめぐる今後のスケジュール―今秋にはパブリックコメント募集

日本語教師の国家資格化に関する「日本語教育の適正かつ確実な実施を図るための日本語教育機関の認定等に関する法律」(以下、日本語教育機関認定法)が、2023年6月2日に公布されました。その後、関連する日本語教育小員会やそのワーキンググループにおいて、関連する準備が急ピッチで進められています。今後の予定を確認しておきましょう。...


企業と行政が費用分担し、日本語教師が授業を行う日本語教室がスタート

企業と行政が費用分担し、日本語教師が授業を行う日本語教室がスタート

福岡県苅田町では2023年7月より、企業と行政が費用を分担する日本語教室が開始しました。「日本語教育の推進に関する法律」には、日本語教育の推進に対して地方公共団体の責務だけでなく、企業の責務も明記されていますが、なかなか企業との連携は進まないのが現状です。そんな中で始まった苅田町の日本語教室についてご紹介します。(深江新太郎/NPO多文化共生プロジェクト)。...


日本語教師プロファイル奥村三菜子さん―大切なのは好奇心を持ち続けること

日本語教師プロファイル奥村三菜子さん―大切なのは好奇心を持ち続けること

今回お話を伺ったのはNPO法人YYJ副理事であり、『日本語教師のためのCEFR』(くろしお出版)の著者の一人でもある奥村三菜子さんです。奥村さんは先日、米国のプリンストン大学日本語教育フォーラムにて基調講演者として登壇し、「ことばの教師の内省と変容―『わたしの棚卸し』のススメ」のテーマでお話をされました。このインタビューでは奥村さんが日本語教師を目指したきっかけから、継承語教育やCEFRの研究、コース改革やNPO法人での取り組みまで、大変貴重なお話を伺うことができました。...


日本語教師経験を経て大学院進学へ-1年の修士課程でわかった「現場の教師が研究をする意味」

日本語教師経験を経て大学院進学へ-1年の修士課程でわかった「現場の教師が研究をする意味」

日本語教師として働き続けようと思うと、視野に入ってくる「大学院進学」。しかし、2年間で卒業に必要な単位(30単位以上)を取り、修士論文を完成させるのはなかなか簡単ではなさそうです。その通常2年の修士課程を1年間のプログラムで修了し、4月から再び本格的に日本語教師として活躍している渡辺幸子さんにお話を伺いました。(編集部)...


日本語教員試験の試行試験は2023年12月10日実施!

日本語教員試験の試行試験は2023年12月10日実施!

来年度から実施予定の新しい試験、「日本語教員試験」の試行試験の概要が発表されました。試行試験の結果の分析・検証を持って日本語教員試験の本試験の準備が進められることになります。日本語教員試験の合格は、今後、登録日本語教員になるための必須の条件になります。登録日本語教員を目指す人にとっては、本試験の内容を占う上で非常に気になる情報です。...


日本語教師プロファイル朝戸サルヴァドール千鶴さん―関わった人の笑顔のために

日本語教師プロファイル朝戸サルヴァドール千鶴さん―関わった人の笑顔のために

今回ご紹介するのはフィリピン在住の朝戸サルヴァドール千鶴さんです。朝戸さんは現在、「外国人看護師のための国家試験勉強会」を主催されています。また6月に出版された『日本語能力試験(JLPT)対策 介護のN3...


日本語教育機関認定法が国会で成立 ー「登録日本語教員」の国家資格創設へ

日本語教育機関認定法が国会で成立 ー「登録日本語教員」の国家資格創設へ

日本語教育関係者が心待ちにしていた「日本語教育の適正かつ確実な実施を図るための日本語教育機関の認定等に関する法律」(以下、日本語教育機関認定法)が、2023年5月26日に可決、成立しました。いよいよ、新しい法律の下で、日本語教育機関の認定および「登録日本語教員」の国家資格が創設されることになりました。...


日本語教師プロファイル中村妙子さん―学び続ける覚悟をもつこと

日本語教師プロファイル中村妙子さん―学び続ける覚悟をもつこと

今回の「日本語教師プロファイル」はフリーランス日本語教師であり、教師としての成長を目指す日本語教師のグループ「日本語教師こんぶの会」の中村妙子さんの登場です。中村さんは2023年3月仲間とともに一般社団法人「グローバルサポートセンター」を立ち上げました。今後、日本語教育のみならず、様々な困りごとを抱えた人のサポートをしていきたいともおっしゃっています。中村さんのキャリアと日本語教師についての考えなどを伺いました。...


日本語教師プロファイル林エミさん―人生は偶然の重なりでできている!

日本語教師プロファイル林エミさん―人生は偶然の重なりでできている!

今回の「日本語教師プロファイル」でご紹介するのは、愛知県星城大学留学生別科の講師林エミさんです。台湾での日本語教師デビューから現在に至るまでの歩みや、ご自身のキャリアに関する考えなどについてお話を伺いました。また所属機関で新しい教科書を導入した際の経験談は皆さんの参考になるのではないでしょうか。...


日本語教師プロファイル加須屋希さん―自分の引き出しを増やす努力をしよう

日本語教師プロファイル加須屋希さん―自分の引き出しを増やす努力をしよう

今回の「日本語教師プロファイル」は、ユニタス日本語学校東京校で専任講師をされている加須屋希さんに、これまでのキャリアと現在の活動についてお話を伺いました。加須屋さんは日本語学校で様々な取り組みをされているだけでなく、日本語教師の仲間とYouTubeの発信等もなさっています。加須屋さんの楽しそうな活動の数々、ちょっと覗いてみませんか。...


『人とつながる 介護の日本語』著者インタビュー 嶋田和子さん

『人とつながる 介護の日本語』著者インタビュー 嶋田和子さん

11月に発売されました、『人とつながる 介護の日本語』は、介護現場で最も重要なコミュニケーションに焦点を当てた外国人介護人材のための書籍です。今回は著者である嶋田和子さんに、この本ができるきっかけとなった介護への関わり、制作にあたってキーになった方々との出会いについてお話を伺いました。...


日本語教育の質の維持向上の仕組みに関する有識者会議8―法案提出に向け、最終報告案の骨格まとまる

日本語教育の質の維持向上の仕組みに関する有識者会議8―法案提出に向け、最終報告案の骨格まとまる

文化庁で2022年5月31日から月1回程度のペースで開催されている「日本語教育の質の維持向上の仕組みに関する有識者会議」は、日本語教師の国家資格の法制化に向けた詳細を検討する有識者会議です。2020年~2021年に「日本語教師の資格に関する調査研究協力者会議」が取りまとめた「日本語教育の推進のための仕組みについて(報告)」をベースとしながら、日本語教員の国家資格などについて具体的な検討を進めています。...


日本語教師プロファイル佐藤美樹さん―三方よしの精神で、夢は地球規模に

日本語教師プロファイル佐藤美樹さん―三方よしの精神で、夢は地球規模に

2023年第1回の日本語教師プロファイルインタビューは仙台市在住の佐藤美樹さんです。佐藤さんは株式会社Coiki代表取締役であり、外国人就労者に日本語教育を行う八重ランゲージスクールの校長、さらに東北外国人研修センターのセンター長も務めていらっしゃいます。佐藤さんに仕事への思いやこれからの夢などについて伺いました。...


地域の教室における日本語教師の授業の役割とは

地域の教室における日本語教師の授業の役割とは

2022年11月9日の日本経済新聞(日刊)の一面、トップで地域日本語教育について報じられました。報道を通して、外国人労働者が全国で増加している中、日本語を学ぶ機会となる日本語教室が不足している現状が浮き彫りになりました。その地域の日本語教育の現場で、日本語教師はどのような役割を担えるでしょうか。(深江新太郎/NPO多文化共生プロジェクト)...