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日本語ジャーナル(通称:NJ)は、外国人に日本語を教える「日本語教育」に役立つサイトです。日本語教師や学習者のリアルな姿、日本語の教え方のノウハウ、検定試験や最新の本の情報、知っておきたい法律や行政の動きなど、幅広くかつ分かりやすくお伝えします。


ミャンマーで2年ぶりとなる日本語能力試験の実施発表──ミャンマーの日本語教室から

ミャンマーで2年ぶりとなる日本語能力試験の実施発表──ミャンマーの日本語教室から

2月の国軍によるクーデター以降、混乱が続くミャンマー。新型コロナウイルスの感染拡大が重なって、国民は厳しい生活を強いられており、現地の語学学校、アミクスグローバルミャンマー・ランゲージセンターも活動が止まっています。そんな中、年末に日本語能力試験が実施されることが発表されました。ミャンマーでの実施は2年ぶり。少しずつですが、現地の状況に変化も見られます。同校日本語主任の渡辺幸子先生に最近の様子を伝えてもらいました。(NJ編集部)...


日本語教師の国家資格化の議論の整理6――パブリックコメント募集は令和3年9月17日(金)まで

日本語教師の国家資格化の議論の整理6――パブリックコメント募集は令和3年9月17日(金)まで

多くの日本語教師にとって関心の高いトピックと思われる「日本語教師の国家資格化の動き」について、1年間にわたり行われてきた日本語教師の資格に関する調査研究協力者会議が終了しました。この会議で取りまとめられた報告書が文化庁のホームページで正式に発表され、令和3年8月20日(金)~令和3年9月17日(金)に広く国民からの意見を募集することになりました。...


日本語教師の国家資格化の議論の整理5――了承された報告書の中身と今後

日本語教師の国家資格化の議論の整理5――了承された報告書の中身と今後

多くの日本語教師にとって関心の高いトピックと思われる「日本語教師の国家資格化の動き」について、1年間にわたり行われてきた日本語教師の資格に関する調査研究協力者会議が終了しました。この会議で了承された報告書に基づき、今後は関係各省庁との調整を経た上で、2022年の通常国会への提出を目指した日本語教師の資格に関する法案の準備に入ります。...


日本語教師の国家資格化の議論の整理4――教育実習と筆記試験

日本語教師の国家資格化の議論の整理4――教育実習と筆記試験

多くの日本語教師にとって関心の高いトピックと思われる「日本語教師の国家資格化の動き」について、2021年6月現在の状況をまとめておきます。なお、今後の法制化の動きの中でいろいろな変更が生じる可能性もあります。最新の状況は随時、こちらの日本語ジャーナルでご紹介していきます。...


日本語教師の国家資格化の議論の整理3――現有資格者の不安の背景

日本語教師の国家資格化の議論の整理3――現有資格者の不安の背景

多くの日本語教師にとって関心の高いトピックと思われる「日本語教師の国家資格化の動き」について、2021年5月現在の状況をまとめておきます。なお、今後の法制化の動きの中でいろいろな変更が生じる可能性もあります。最新の状況は随時、こちらの日本語ジャーナルでご紹介していきます。...


急増している在留資格「特定技能」の外国人

急増している在留資格「特定技能」の外国人

2019年4月にスタートした在留資格「特定技能」。開始当初、人材不足が深刻な14業種を対象に、5年間で34.5万人の新たな外国人を受け入れる新しい制度として注目されましたが、当初はその数がなかなか伸びませんでした。しかし、ここに来て、特定技能外国人の数が急増してきています。ここでは2021年5月末に法務省出入国在留管理庁から発表されたデータをもとに、2021年3月現在の状況や直近1年間の推移を見ていきます。法務省出入国在留管理庁は3カ月ごとに、特定技能関連の数値を発表しています。...


日本語教師の国家資格化の議論の整理2――現有資格者はどうなる?

日本語教師の国家資格化の議論の整理2――現有資格者はどうなる?

多くの日本語教師にとって関心の高いトピックと思われる「日本語教師の国家資格化の動き」について、2021年4月現在の状況をまとめておきます。なお、今後の法制化の動きの中でいろいろな変更が生じる可能性もあります。最新の状況は随時、こちらの日本語ジャーナルでご紹介していきます。...


日本語教師の国家資格化の議論の整理――大きく変わりそうな資格要件

日本語教師の国家資格化の議論の整理――大きく変わりそうな資格要件

多くの日本語教師にとって関心の高いトピックと思われる「日本語教師の国家資格化の動き」について、2021年3月現在の状況をまとめておきます。なお、今後の法制化の動きの中でいろいろな変更が生じる可能性もあります。最新の状況は随時、こちらの日本語ジャーナルでご紹介していきます。...


コロナ禍での外国人介護人材獲得をめぐる動き

コロナ禍での外国人介護人材獲得をめぐる動き

他の業界同様、介護業界もコロナ禍によりさまざまな変化が表れてきています。介護職を目指す外国人が来日できなくなったこと、その一方で介護施設ではますます人手不足が顕著になってきていること、そのため既に日本国内にいる外国人の在留資格を特定技能に切り替えて介護施設に就職してもらおうといった動きです。これからも日本国内で介護を必要とする人は、増えることはあっても決して減ることはないでしょう。外国人介護人材をめぐる動きをご紹介します。...


令和元年度「国語に関する世論調査」

令和元年度「国語に関する世論調査」

文化庁から、令和元年度「国語に関する世論調査」の結果が発表になりました。外国人の日本語学習、日本語に対する意識、敬語や漢字、新しい日本語表現などについて、今の日本人がどのように考え、使っているか、興味深い調査結果が出ています。(編集部)...


在留支援のためのやさしい日本語ガイドライン

在留支援のためのやさしい日本語ガイドライン

8月28日に「在留支援のためのやさしい日本語ガイドライン」が公表されました。このガイドラインは出入国在留管理庁と文化庁が、やさしい日本語の活用促進のために、多文化共生や日本語の有識者、外国人を支援する団体の関係者などの協力を得て、また地方公共団体や外国人の意見を聞いて作成したものです。今後、日本語教育の専門家として日本語教師も関わる場面も出てくるかと思われますので、ご一読をお勧めします。(編集部)...


東京・四谷に外国人在留支援センターがオープン

東京・四谷に外国人在留支援センターがオープン

7月にJR四ッ谷駅前の真新しいビルの13階に外国人在留支援センター(略称:フレスク)がオープンしました。センターには外国人の就労支援や法律相談を担う8機関が集まり、外国人・企業双方からの相談に応じています。新型コロナウイルス感染症の拡大が日本人はもちろん、外国人の雇用にも大きな影響を与えている今、交通の便がいい東京の中心に分かりやすい相談窓口ができました。...


日本語教師の国家資格の制度設計に向けた動き

日本語教師の国家資格の制度設計に向けた動き

7月9日(木)に第1回「日本語教師の資格に関する調査研究協力者会議」が文化庁のWEB会議で行われました。これは、2020年3月に文化審議会国語分科会日本語教育小委員会がとりまとめた「日本語教師の資格の在り方について(報告)」を受けて、ここで提言された日本語教師の資格制度について詳細に検討する場として設けられたものです。いよいよ公認日本語教師の資格制度設計に向けた具体的な動きがスタートしました。...


それでも日本語を学ぶ理由 ー日韓の高校生が高め合う学習意欲ー

それでも日本語を学ぶ理由 ー日韓の高校生が高め合う学習意欲ー

約56万人の日本語学習者のうち、中学生と高校生が8割を占める韓国*1。日本での就職をめざす理工系の学生や、生活・教養科目として日本語を学ぶ学生が増えています。近年は、外交関係の悪化や日本経済の低迷、英語教育・中国語教育に対する関心の高まりといった影響もあり、全体としては学習者数が大幅に減少していますが、漫画やアニメ、音楽などをきっかけに日本文化や日本語に関心をもつ中高生は多く、日韓の学校間交流も広がっています。韓国における日本語教育の変遷と、今後の可能性を見つめました。(安藤陽子)...


公教育で学びのセーフティネットを―夜間中学松戸市立第一中学校みらい分校の挑戦

公教育で学びのセーフティネットを―夜間中学松戸市立第一中学校みらい分校の挑戦

戦後の混乱期に誕生し、義務教育を終えることができなかった方のための学びの場であった夜間中学。それが最近では、日本に暮らす外国籍の方たちが日本語や教科を学ぶ場にもなっていることをご存知ですか。国は義務教育未修了者だけでなく、不登校の生徒の学び直し、さらに外国籍の方々に義務教育を受ける機会を保障するとして夜間中学の設置・充実を推進しています。平成29年には教育機会確保法が施行され、22年ぶりに2校の公立夜間中学が新設されました。そのうちの1校、千葉県松戸市にある松戸市立第一中学校みらい分校を取材しました。...


6大学14人の留学生が熱く語った「日本での経験」

6大学14人の留学生が熱く語った「日本での経験」

日本で学ぶ諸外国からの留学生たち。異文化の中で様々な経験を重ねる中で、どのように考え、学んでいるのでしょうか。そうした日頃の学びの成果を発揮し、大学の枠を超えた国際的な文化交流を図ることを目的として、2019年12月8日(日)、上智大学キャンパスにて、第1回...


特定技能制度の日本語教育を支える国際交流基金日本語国際センターの教師研修

特定技能制度の日本語教育を支える国際交流基金日本語国際センターの教師研修

2019年4月に新設された在留資格「特定技能」は、人手不足が激しい業種に絞って外国人を受け入れるものです。日本政府は5年間で最大35万人という高い受け入れ数値を試算しており、今後この分野での日本語教育が重要になってきます。送り出し国で行われる日本語教育の主な担い手になる現地日本語教師を招いての集中研修が11月からスタートしました。...


出入国在留管理庁にあれこれ聞いてみました

出入国在留管理庁にあれこれ聞いてみました

先日、法務省・出入国在留管理庁から2019年6月末現在の在留外国人数が発表されました。人数は282万9416人で、前年末(半年前)に比べて9万8323人(3.6%)増加し、過去最高となりました。その内容をご紹介しながら、数字を見ながら浮かんできた疑問について、出入国在留管理庁から聞いた内容を文章でまとめました。(編集長)...


「今年の漢字」を予測してみる

「今年の漢字」を予測してみる

今や年末の風物詩ともなった「今年の漢字」。今年は12月12日(木)に、京都・清水寺において発表されます。「今年もいろいろなことがあったなー」「1年が過ぎるのは早いなー」などと毎年同じような感傷に浸るだけではもったいない。ということで、皆さんと一緒に「今年の漢字」を予想しながら、この1年を振り返ってみましょう。(編集長)...